代表メッセージ

体操をもっと身近に
Mizutori Sports Club 監修
水鳥寿思
Hisashi Mizutori
2004アテネオリンピック団体総合金メダリスト
リオ・東京・パリ五輪体操男子日本代表監督
私は、体操一家に生まれ、物心ついた時から体操に触れ合い、当たり前のように体操に取り組んできました。
運動環境が身近にあることの重要性を肌で感じたことで、選手のころから、いつかスポーツクラブを運営したい、という想いを持っていました。選手引退後は日本代表監督、大学教員、競技団体理事など様々なスポーツ活動に関わらせていただいたことで、これからのスポーツクラブの在り方について常に思いを巡らせてきました。そうした経験から、遊びと学びがどちらもある、複数種目が交流できるクラブ、地域に根差した身近なクラブ、が重要ではないかと考えました。
Mizutori Sports Clubは2017年に設立し、2018年8月には川崎市内に本格体操施設をOPENしました。「遊びと学びの融合」をテーマに、運動を楽しむ子供から未来の代表選手を夢見て練習に励む選手までたくさんのお子さんが通われています。「遊び」をかなえるために各レッスンにはフリータイムという時間を設けています。
また、体操やスポーツの可能性を追求し、2021年8月にマルチスポーツクラブとして体操のみならず新体操チームとチアリーディングチームを立ち上げました。体操の持つスキルを競技内に留めることなく他競技にも生かしたいと考えたからです。一方で、チアリーディングの持つチームビルディングやコミュニケーションスキルは体操選手の社会性の向上にも貢献し、新体操の姿勢作りも体操に大いに役立つと考えています。こうした競技間交流はスキル向上のみならず、子供たちの選択肢と可能性を高めることにも寄与するでしょう。
さらに、体操の基本的な動きは自身の体を操る能力であり、子供たちのみならず成人にも生かせるのだと考え、体操フィットネスプログラム「GYMCORE」や「GYMエンンジョイ」を提供し、大人の方がそれぞれのレベルや目的に応じて通われています。
今後もスポーツの可能性を追求し、形にすることで社会や人々のWell-Beingに貢献できるよう取り組んでいきます。